フィンランディア杯でFS・総合得点で世界記録を樹立し優勝したカミーラ・ワリエワのインタビューが、ロシア・フィギュアスケート連盟公式サイトに掲載されていましたので紹介します。
ワリエワのフィンランディア杯FS後インタビュー
オリガ・エルモリナ、タチヤナ・フレイド / ロシア・フィギュアスケート連盟 / 2021/10/10
(カミーラ、ここで世界記録を2つ作った(注:FSと総合得点)ことは嬉しいですか?)
私にはまだ伸ばせるところがあります。
(滑りからはどんな気持ちがありますか。)
ジャンプ1つうまくいきませんでしたが、それでもその後集中して、練習してきたとおりに滑りきったことは嬉しいです。それに、大会で初めてクワドサルコウを跳べました!いまは、悲しみよりも喜びが勝っています。
(今日のトリプルアクセルは何が足りなかったのでしょうか。)
おそらく自信です。普通に、アグレッシブでなくジャンプに向かってしまいました。いまのところアクセルはちょっと自信がありません。次の大会に向けて全部揃えられるようがんばります。
(アクセルに入るときには、うまくいかないとわかっていたと。)
気をつけて入りすぎるとわかっていました。それでもう、鐘が鳴るのです。
(新しい衣装ですが、「ボレロ」のいくつめのバージョンですか?)
3つ目です。ですが、ここからなにか変えることになると思います。
(なぜでしょうか。)
衣装をもっと興味深いものにしたいからです。
(アリョーナ(コストルナヤ)が、転倒からの保護のために自身にシリコンを貼っていると言っていましたが、あなたはなにかそういった秘訣がありますか?)
大会ではしません。やっぱり、転ばずに滑りきろうと期待しています。転んで、それが痛くても、演技中は感じません。テストスケートか、ロシアカップ第1戦かで、フリーでうまく跳びたてず腰から転倒したことがありました。そのときは問題ないと感じていましたし、全く痛みはありませんでした。けれど、大会の1時間後に立ち上がったときに内出血がありました。
(お母様はこの会場で演技を見られていたのでしょうか。)
母には強制的に見てもらいました。残りの大会は「バブル」方式で母は行けません。それに慣れることができるよう、ここで母は私を一人にしました。ヘアセットもメイクもここでは私一人でしました。
(これからモスクワに戻って、どこに焦点を当てますか?)
戻ってからは、プログラムが100%研ぎ澄まされるようプログラムの練習を続けます。そして、気持ち的に、精神的に次の大会に向けて調整します。今シーズンがオリンピックシーズンだからでさえなく、初めてのシニアのシーズンということでいまはプレッシャーを感じています。
(終わり)
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