ブライアン・オーサー・コーチがエテリ・トゥトベリゼ・コーチについてインタビューで話していますので紹介します。
4/4発売 Number PLUS 「FIGURE SKATING TRACE OF STARS 2018-2019」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス)
4/4発売 Number PLUS 「FIGURE SKATING TRACE OF STARS 2018-2019」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス)
ブライアン・オーサー:トゥトベリゼと話をしたい
ドミトリー・クズネツォフ / 2019/3/24 / Sport-Express
(メドヴェデワが完全に順応するのには18ヶ月かかる予定とおっしゃっていました。現時点でエヴゲニヤは予定より早いのでしょうか、遅いのでしょうか。)
早く進んでいる側面もありますが、遅い側面もあります。
(どの部分が遅いと。)
彼女は練習方法を1つしか知りません。練習を進める手段が一つしかありませんでした。それは単純な繰り返しのように思われます。ジャンプをたくさん、たくさん跳ぶことです。何か基礎的な練習に移行しなければならないときがあると思っています。スピードやスケーティングの習慣へ。エヴゲニヤにこの変化の正しさを信じさせるのが難しかったのです。
(女子のコーチと言われているエテリ・トゥトベリゼとは原則として少し違ったアプローチですね。どちらが良いかという答えはありますか?)
他のコーチのスタイルが悪いとかそういったことは絶対に言いません。私にも上手く行かなかった教え子はいました。例えば、トゥルシンバエワです。彼女は正しい人を見つけました。かつて彼女に、「モスクワに残る方が良いのではないか」言ったことがあります。誰のところに行くのかということはわかっていませんでした。カリフォルニアかもしれないと思っていました。おそらく、私は若いスケーターとはうまくいかないのかもしれません。私は自分のすべきことは知っており、より成熟したスケーターの指導をしていますが、それも簡単なことではありません。エテリがしていることも簡単なことではなく、実際に素晴らしい仕事をしています。
(彼女と話をしたことはありますか?指導方法に関する抽象的な哲学的テーマのようなことについて。)
いいえ。一度はあったかもしれません。彼女とは話をしてみたいと思っています。彼女に対して、いかなる侮辱も否定的な感情もありません。私自身も素晴らしいスケーターを失っています。オリンピックや世界選手権で金メダルを獲ったキムヨナです。彼女が去りました。それが人生です。しかし私はとても辛くいことと受け取り、心に響きました。エヴゲニヤがフィギュアスケートでの人生を守りたいと思って、その段階で変革を必要としたときに、エテリは辛かっただろうと理解します。私たちはみなこういったことを経験するのです。エテリには感動しています。彼女のもとに金メダリストたち、ジュニア選手たちがみな集っているのは偶然ではありません。そして…人間として(笑)、それを認めなくてはなりません。世界のどのコーチも彼女に歓喜し、観察し、「いったいどうやって彼女は指導しているのか?」と考えているのです。
(終)
0 件のコメント:
コメントを投稿