2014/1/16付の移管記事です。
ユーロで素晴らしい演技を魅せてくれたロシア勢。
その3人、アデリナ、ユーリャ、アリョーナのインタビューがロシア代表チームHPに掲載されていたので抄訳しました。ちょっと急ぎでやったので荒いですが、参考まで。
アデリナ・ソトニコワ:今腕を下ろしてはいけない - この感情のままいって、フリーもクレイジーに滑らないと!
http://www.team-russia2014.ru/article/14331.html
今日の滑りは楽しかった。エレメンツが全部できたのはうれしいけど、ちょっとミスもあった。2Aの着氷がぶれてしまって、その次のスピンのスピードがちょっと落ちたように感じた。あとは、全部悪くなかったと思う。感情も、気分も乗ってた。
(緊張した?)
ちょっと一瞬だけ緊張みたいなものはあったけど、うまく対応できたから、とても満足。ロシア選手権や、グランプリファイナルのショートと比べて、今日はそんなに新しいものは感じなかった。全部いつも通り!
(コストナーの上を行ってトップに立ったけど、嬉しい?)
もちろん!強力なライバルよりまた上にしてもらったことは嬉しい。でも今、腕を下ろしてはいけない。この感情のままいって、フリーもクレイジーに滑らないと!
(ショートのコンビネーションはまた3T-3Tにしましたが、このまま続けるつもり?)
たぶんそう。クリーンに滑ってプラスをもらった方が良い。今のところ全部うまくいってるから、変えるつもりはない。
(ロシア選手権のあとだいぶやせたような感じですが、意図的に体重を減らした?)
客観的に自分を見たら、外見が本当に気に入らなかったの(笑)。でもお正月はたくさん食べたんだけどね。新年には古きを忘れ、新たな人生を始めよというでしょ。
(おなかすいてる?)
うん。
(でも体力は残ってる?)
やせたら体力も落ちたと思ったときもあったけど、もうこの体重に慣れたから、何も問題ない!
ユリヤ・リプニツカヤ:今は最高のコンディションではない
http://www.team-russia2014.ru/article/14335.html
(また最終滑走だったけど?)
もう慣れたから、落ち着いてた。スケート靴を脱ぐのは最後じゃないしね(笑)。
(じゃあ、ロシア選手権で試したやり方で行ったのね?)
そう、開発したやり方で。練習でも通しで滑るとき、ほとんど毎日あるんだけど、抽選をするの。そうすると私はいつも5番か6番を引いてしまって。なのでもう十分に練習できた(笑)
(滑りには満足した?)
うん、とっても嬉しい!フリップはちょっと低かったけどね。でもそのほかは全部良かった。スピンも良かったし。
(ここでの練習はどんな感じ?)
正直言うとひどい状態!それでもまだ柔らかい言い方。3回練習があったんだけど、どの練習回でも音楽をかけないときはうまく滑れるんだけど、自分の音楽が流れ出すと、なにか想像もできない感じになっちゃう。何が原因かわからないんだけど、あんまり状態は良くない。
(それはなぜ?)
今、最高のコンディションにはないから…ホームの練習でもあまりすべりが良くなくて。この時期はコンディションが下り坂なのが感じられてるだけで、でもそれはこの後改善に向かうということだから。
(つまり、予定通りのコンディション悪化ということ?)
そういうことみたい。それでも全てを同じレベルに支えようと努力しないといけないけど、常に最高レベルにいるのは現実的じゃないし、コンディションの波を持たないというのは厳しい。シーズンの終わりまでまだ長いし、一番大切なのはこの先にある。でももう多くの大会は終わっているから、今はその下り坂に入って、このあと上ればいい。
(ユーロが初めてのことだって感じてる?)
初めて?いえ、なんかもう関係ないって感じ(笑)。自分の仕事だけをして、他には顔を向けない。
(ユーリャ、リンクで音楽ちゃんと聞こえる?横からだと音量がすごく小さいみたいに思えるんだけど)
そのとおりなの!音楽のかけ方が本当に不快。こんな言葉を使ってすみません。今日、タチヤナ・アナトリエヴナ・タラソワが最初に言ったのは、「なんで音楽はこんな風なの?」だった。練習リンクでショートプログラムを滑ろうと準備していて、座ってたんだけど、誰も私に触れようとしなかった。そうしたら、もうずっと前から私の音楽が流れてたの!それから、モスクワ・グランプリでやられたのをまた練習で試されたの。誰かが多分「燃えろ!」って大声で叫んだみたい。でもなんともなかった、問題ない。
アリョーナ・レオノワ:朝の練習で4Tを跳んじゃって、「ワオ!」
http://www.team-russia2014.ru/article/14333.html
今朝の練習で4Tを跳んじゃって、「ワオ!」って言っちゃった。つまり、3Tが2回とも3.5回転になっちゃって。ちょっとバランスがおかしくなって、どこに向かってるのかもわからなかった。足は大丈夫なんだけど、上半身がどうしてもうまく開いたり締めたりができなくって。それからちょっと散歩でもしてこいと言われて。頭を確かめて、ロシア選手権のショートの滑りを見直して、自分の例でジャンプを確かめてみた(笑)。それでもうクリーンな頭で演技したの。それでやってやった!
(散歩は遠くまで?)
いえ、20分くらいかな。だって、風が強くってメリー・ポピンズみたいに飛ばされそうだと思ったから(笑)!
(滑りには明らかに満足したみたいね。こんな評価が低いとは思ってなかった?)
正直言うと、評価については何も言いたくない。滑っていてとても楽しかったことにただ嬉しい。ロシア選手権よりもよく滑れたと思う。ソチ(のロシア選手権)では、怖気づいていたというわけじゃないけど、だたプログラムを見せるのが初めてだった。今はもう2回めでクリーンにショートを滑れた。これが安定のしるしね(笑)
(昨年はユーロにも選ばれなかったけど、今年はどういう気持ち?)
最初は自分が自分じゃないみたいだった。「私はここでなにをやってるんだろう」と思うくらいではなかったけど、「ここに来るのは本当に久しぶり」と思った(笑)!来れなかったのは1年だけなんだけどね。でもこの大会には普通の大会のように向かっていて、まだ観客も多くないし、今日の雰囲気はそんなに緊張するようなものじゃなかった。
(オリンピックに行くために戦っているという考えは自分から追い出してる?)
ええ、それについては考えないようにしてる。私の仕事はここでクリーンに滑ることで、その先の決定はすべて私が取ることじゃないから。
(フリーはロシア選手権よりも良く滑りたい?)
言うまでもなく。クリーンに滑るだけじゃなくて、高い質ですべてをやりたい。「できればいい」というだけじゃなく、大きく「プラスに」ね。そのために頑張る。
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