CSKAから「除名」されたアナスタシヤ・グバノワのインタビューがR-Sportに掲載されていたので、2回に分けて紹介します。
(1)ブヤノワ・コーチと別れた真相 ← この記事
(2)モスクワとペテルブルク/コストナー・ワグナー・羽生結弦
7/23発売 アイスショーの世界6
(続く)
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アナスタシヤ・グバノワ:ブヤノワは私の考え方を教え直してくれた
2019/7/18 / アナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport
余計な体重は誰にでもある
(ナースチャ(グバノワ)、あなたはCSKAから「除名」という理由で去ったことになっています。なぜそんなに厳しいものなのでしょうか。)
正直言うと、私自身もわかりません。というのは、コーチの口からは、私が除名されたとは一度も聞いたことがありませんでしたから。そのことを知ったのは、このニュースを読んだ文字通り昨日のことで、驚きました。エレーナ・ゲルマノヴナ(ブヤノワ)とは落ち着いて話し合って、残念ながら協力をやめなければならないことがわかりました。すべて、まったく普通に起こったことです。双方で合意した決定でした。
(コーチはあなたに対して怒ってはいなかったのですか?)
個人的には怒りはまったく感じませんでした。本当に落ち着いてすべてを話し合いました。
(双方での決定というのであれば、なぜこんなことが起こったのでしょうか。)
話し合ったとき、ブヤノワ・コーチはこう言いました。モスクワでは耐えることになっているような負荷に私は対応できていないこと、また両親がペテルブルクに住んでいるのに一人で住むのは大変だということを。
(モスクワでは実際大変だったのでしょうか。)
大変です。モスクワへ引っ越してきたのは子供の頃でしたし、両親も付いてきませんでした。サポートが足りませんでした。けれど、このモスクワ生活にも対応していたと思っています。もちろん、完璧にではありませんでしたが、コーチが話していたようなレベルではありませんでした。
(対応できないことはあったのでしょうか。)
問題は怪我でした。怪我のせいで、練習プロセスはそうであるべきものではありませんでした。
(どんな怪我ですか?)
皮膚炎です。職業病です。
(体重増加の問題はなかったのですか?)
それは誰にでもあります。驚くことではありません。
(私が理解していた範囲では、一番の問題はまさに体重と、このレベルにあるフィギュアスケーターに必要な負荷に耐えられないということでしたが。)
体重はもちろん問題がありましたが、そんなに解決不可能な問題ではありません。私の体重でも練習はできました。
(実際、もう長いこと練習されていないのでしょうか。)
はい、7月3日に話し合いをして、それ以降滑っていません。
ソツコワとツルスカヤが出ていくまでは何も問題はなかった
(個人的には、CSKAの主要グループの主要選手がこのように出ていくという状況が理解できません。)
怪我のせいです。いずれにせよ、練習プロセスは軌道を外れていました。
(あなたの才能を考えれば、ただ怪我のせいだけでエレーナ・ゲルマノヴナ(ブヤノワ)があなたと別れるとは思えません。)
コーチは結果と、常に安定していることを求めていました。その逆のことが起これば、もちろん嬉しくはないでしょう。
(あなたのレベルと才能を考慮すれば、北京オリンピックの出場選手候補です。)
そうかもしれません。
(CSKAはあなたに賭けているという感覚はありましたか?)
もちろんです!エレーナ・ゲルマノヴナ(ブヤノワ)のところで練習を始めてすぐからその感覚はありました。
(その後、マーシャ・ソツコワは別のグループに移籍し、ポリーナ・ツルスカヤは引退し、シニアの大会で戦えるのは唯一あなただけとなりました。状況が揺れ始めたのはいつのことでしょうか。)
昨シーズンずっと、そしてみんなが去るまでは、何の問題もありませんでした。今シーズン初めに私たちの関係はもう変わってしまいました。
(なにか説明を見つけられましたか?)
単に、エレーナ・ゲルマノヴナ(ブヤノワ)にとってはすべてがすぐに必要だったのだと思います。しかし、怪我のせいで私はそれができませんでした。コーチにはそれが気に入らなかったのでしょう。
(ルール違反はありませんでしたか?)
意味がわかりませんが。
(食事についてや、もしかすると別なことでの違反ということです。)
守ろうと努力していました。
(常にうまくいっていたのでしょうか。)
いつもではありませんでしたが、シーズン中はダイエットを守っていました。
(コーチたちは管理を強化していましたか?)
はい、管理はされていましたが、他のみんなもそうでした。
(この問題についてコーチ側から要求されることはよくありましたか?)
いつもでした。
(続く)
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