エリザヴェート・トゥルシンバエワが自身のインスタグラムで引退を発表しました。2019年ワールドでは4Sを成功させ銀メダルを獲得しましたが、腰の怪我が完治せず練習ができないということで引退を決断したとのこと。
インスタグラムに掲載されていたロシア語での引退の辞を翻訳しました。
トゥルシンバエワの引退の辞
ファンの皆さん
私は専門アスリートとして、引退することを決めました。このニュースをみなさんと共有するのは、私にとって辛いことです…。
皆さんの多くは、長い間、腰が私を悩ませていることをご存知でしょう。残念ながら、この怪我と最後まで戦うことが結局できず、そのためにちゃんとした練習ができなくなりました。
人生の中のこの章を終わらせることは、私にとって新しい章の始まりを意味します。
現時点で私はカザフスタンにおり、年の終わりまではここで働き、子どもたちを助けてインスピレーションを与え、経験を共有する予定です。自分の国でフィギュアスケートを発展させたいといつも思っていたのですが、ついにその可能性が降りてきました。
両親が私のためにしてくれたこと、し続けていることすべてに対し、果てしなく感謝しています。私が強くなるのを助けてくれて、いつも支えてくれた皆さん、クズルオルダ州政府、国家オリンピック委員会、スポーツ文化省に感謝します。
また、私への指導、キャリア中の歴史的瞬間、私への信頼、最高のプログラムに対して、トゥトベリゼ・チームのコーチ陣の皆さん、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)、セルゲイ・ヴィクトロヴィチ(トゥダコフ)、ダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガイス)に感謝したいと思います。
かつて指導してくださったそれぞれのコーチに感謝します。
いまや私にはかけがえのない経験があり、これを将来の世代と分かち合うことができます。
私の最初の国際舞台での大会は2011年で、この大会からちょうど10年が経ち、50を超える国際大会(アジア競技大会、ユースオリンピック、冬季ユニバーシアード、四大陸選手権、世界選手権、オリンピック、その他の国際大会)があり、様々な色のメダルが39個あります。
16年間の競技人生…あらゆることがありました。初めての優勝の喜びも、絶望も、怪我も。けれど、こういった年月をずっと、皆さん、素晴らしいファンの皆さんはいつも私のそばにいてくれました。皆さんの願い、心からの応援から、私はインスピレーションをもらって、翼をいただきました。皆さんにとって、私の国にとって、私が必要なんだと感じさせてもらって、それから大きなエネルギーをもらっていました。皆さんが私と将来を信じてくれることが、いろいろな分野で新たな高みに達するのを助けてくれるでしょう。❤
(終わり)
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