2018年グランプリ・ロシア大会男子出場者について、セルゲイ・ヴォロノフが電話インタビューで話していますので、抄訳で紹介します。
アナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/11/14
(ミハイル・コリャダ、アンドレイ・ラズキン、アルトゥル・ドミトリエフについて)
これら選手は全員、私のライバルです。最大のライバルはミーシャ(コリャダ)。残念ながら、フィンランド大会はうまく行きませんでした。モスクワで何を見せてくれるのか、興味深いでしょう。
(コリャダが4Lzをプログラムに入れないのが一貫するかするのかどうかという質問に対し、)
もし私がミーシャ・コリャダのコーチであったとしたら、あるいはコーチになるとしたら、その時はその質問に答えましょう。しかし彼にはワレンチナ・ミハイロヴナ(チェボタリョワ)・コーチがおりますし、ミーシャ自身も愚かな青年ではありません。彼らは自身のコンディションと課題をわかっています。
(グランプリ広島大会で4Loをフリーで回避したことについて)
その時点では、正しい決断でした。これを弱気だと言う人も多いでしょうが、私の目の前には、私自身が課した課題があり、それは遂行しました。どんな方法で、というのは誰も心配させるようなものではありません。私には、自分への満足感があります。
もし人がそういった宣言をするのなら、十分な状態でそれをしているのでしょう。何もなくアルトゥルはそんなことは言わないでしょう。
アルトゥルはネーベルホルン杯に出場し、3位となりました。彼にとっては、これは良い結果(225.31)だったと私は理解しています。彼がホームであるモスクワの観客の前でどのように自分の才能を発揮するのか見てみましょう。
4Aを跳ぶ問題は、その人にどれだけの力があるかにあるのではなく、習慣と勇敢さにあります。アルトゥルにその用意ができているのなら、なぜやってみるのがいけないのでしょうか。まったくのユーモアなく言っていることです。選手がフィギュアスケートを、雲の上のレベルとは言わなくとも前人未到のレベルに動かすことは、称賛に値します。何かがうまくいかなくともそれでいいんです。モスクワは一日にして成らずです。
(自身の4Aの可能性について)
おそらく、回転することはできるのではないかと思います。私のジャンプには、(3A)にもう1回転加えるための高さの余裕はあります。しかし、降りることについては想像できません。ですので、私は4Aは跳びませんし、跳ぼうともしていないですし、それについて話したりもしていません。
ラズキンは、怪我で欠場したリョーシャ・エロホフの代わりに2大会目の権利を得ました。彼(エロホフ)に早く治るよう祈っています。彼はロシア代表チームの最も若いメンバーですから。
ラズキンについては、これまでの大会でのショートのエレメンツ実行については気に入っています。彼には、とても素晴らしい、安定した4Tがあります。アレクセイ・ニコラエヴィチ(ミーシン)・コーチは、何世紀にもわたって確かめられている、素晴らしいジャンプ技術を指導しています。私もその技術をとても気に入っていて、しかもそれは3Aを含むすべてのジャンプに関連しています。3Aも、ラズキンはとても安定して自身を持って跳んでいます。
(終)
羽生結弦は、私たちの惑星へのお客様であると、セルゲイ・ヴォロノフは考えている
https://rsport.ria.ru/figure_skating/20181114/1145963433.htmlアナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/11/14
最大のライバル - コリャダ
まず、結弦(羽生)を見るのが面白いことになるでしょう。いったいどうやって、2度のオリンピック王者でありながら、シーズンや、大会さえも休まずに、自分自身に挑戦状を突きつけ続けることができるのかということに、感銘を受けています。結弦は、私たちの惑星へのお客様みたいなものです。(ミハイル・コリャダ、アンドレイ・ラズキン、アルトゥル・ドミトリエフについて)
これら選手は全員、私のライバルです。最大のライバルはミーシャ(コリャダ)。残念ながら、フィンランド大会はうまく行きませんでした。モスクワで何を見せてくれるのか、興味深いでしょう。
(コリャダが4Lzをプログラムに入れないのが一貫するかするのかどうかという質問に対し、)
もし私がミーシャ・コリャダのコーチであったとしたら、あるいはコーチになるとしたら、その時はその質問に答えましょう。しかし彼にはワレンチナ・ミハイロヴナ(チェボタリョワ)・コーチがおりますし、ミーシャ自身も愚かな青年ではありません。彼らは自身のコンディションと課題をわかっています。
(グランプリ広島大会で4Loをフリーで回避したことについて)
その時点では、正しい決断でした。これを弱気だと言う人も多いでしょうが、私の目の前には、私自身が課した課題があり、それは遂行しました。どんな方法で、というのは誰も心配させるようなものではありません。私には、自分への満足感があります。
「ドミトリエフが4Aに挑戦する用意があるのなら、なぜいけないのだろうか」
(アルトゥル・ドミトリエフが大会で4Aを跳ぶ予定であると発言していることに対し、)もし人がそういった宣言をするのなら、十分な状態でそれをしているのでしょう。何もなくアルトゥルはそんなことは言わないでしょう。
アルトゥルはネーベルホルン杯に出場し、3位となりました。彼にとっては、これは良い結果(225.31)だったと私は理解しています。彼がホームであるモスクワの観客の前でどのように自分の才能を発揮するのか見てみましょう。
4Aを跳ぶ問題は、その人にどれだけの力があるかにあるのではなく、習慣と勇敢さにあります。アルトゥルにその用意ができているのなら、なぜやってみるのがいけないのでしょうか。まったくのユーモアなく言っていることです。選手がフィギュアスケートを、雲の上のレベルとは言わなくとも前人未到のレベルに動かすことは、称賛に値します。何かがうまくいかなくともそれでいいんです。モスクワは一日にして成らずです。
(自身の4Aの可能性について)
おそらく、回転することはできるのではないかと思います。私のジャンプには、(3A)にもう1回転加えるための高さの余裕はあります。しかし、降りることについては想像できません。ですので、私は4Aは跳びませんし、跳ぼうともしていないですし、それについて話したりもしていません。
ラズキンは、怪我で欠場したリョーシャ・エロホフの代わりに2大会目の権利を得ました。彼(エロホフ)に早く治るよう祈っています。彼はロシア代表チームの最も若いメンバーですから。
ラズキンについては、これまでの大会でのショートのエレメンツ実行については気に入っています。彼には、とても素晴らしい、安定した4Tがあります。アレクセイ・ニコラエヴィチ(ミーシン)・コーチは、何世紀にもわたって確かめられている、素晴らしいジャンプ技術を指導しています。私もその技術をとても気に入っていて、しかもそれは3Aを含むすべてのジャンプに関連しています。3Aも、ラズキンはとても安定して自身を持って跳んでいます。
(終)
0 件のコメント:
コメントを投稿