GPSフランス大会に出場しているアリョーナ・コストルナヤの大会前インタビューがロシア第1チャンネルに掲載されており、その一部がSport.ruで記事になっていましたので紹介します。
11/27発売 奇跡なんて、起きない。 フィギュアスケートマガジン取材記2015-2019
(終わり)
11/27発売 奇跡なんて、起きない。 フィギュアスケートマガジン取材記2015-2019
アリョーナ・コストルナヤ:フィギュアスケートは変わりつつある。成熟した女性は身体的に若い女子が跳んでいるものを習得できない
マリヤ・ヴェリチコ / Sport.ru/Pervy Kanal / 2019/10/30
(フィギュアスケートを終えたら、馬術競技をしてみますか?)
そうですね。私たちのフィギュアスケートを愛していますが、おそらく、(フィギュアスケートで演技ができる)最高齢はおよそ21歳です。
フィギュアスケートは変わりつつあり、新しいジャンプが現れていますが、成熟した女性は、ただ身体的に、少し若い女子が跳んでいるものを習得できません。
毎日改善していかなければなりませんし、毎回の練習で自分を向上させていかなくてはいけません。気が付かないような向上かもしれませんが、それはあるものです。結果を出すのは嬉しいものです。
勝利はすべて、自分自身の克服です。しかし一般的には、金メダルでしょう。銀メダルや銅メダルは違います。金メダルは、一番最高だという意味です。2位や3位は、そう、偉いですけれど、もう一段高いところに立っている人の方が良い演技をしたということで、どこかやりきれなかったところがあるということです。
他の選手の功績を妬む必要はなく、自分の目標に向かって歩いていかなければなりません。
私とサーシャ・トルソワ、アーニャ・シチェルバコワは一緒です。同時に、別々にも認識されています。サーシャはとても意思が強く、アーニャは落ち着いていて知性的です。私の中にはたくさんの性格が混ざっていて、どれか一つを挙げることができません。
競技に取り組んで、何度か大会に出てしまったら、もうその感覚を手放すことができなくなるでしょう。人生でそれ以上の目標がなくなります。練習して、結果を見せて、表彰台に立つ。フィギュアスケートがなかったら、家に籠もり、いろいろな国へ行ったりメダルを獲ったりするようなことはすべてなくなるでしょう。
一度でも何かを勝ち得てしまったら、それから諦めることはもうできません。私が欲しいものはすべて、フィギュアスケートからもらっています。
(終わり)
0 件のコメント:
コメントを投稿