2020ロシアカップ第2戦で優勝したアレクサンドラ・トルソワのインタビューがロシア・フィギュアスケート連盟公式サイトにアップされていたので紹介します。
10/22発売 フィギュアスケートLife Vol.22
トルソワ:今シーズンのプログラムは、私がやりたかったものになった
オリガ・エルモリナ / ロシア・フィギュアスケート連盟 /2020/10/12
今日はクワドルッツがちょっとうまく行きませんでした。もちろんクリーンに跳びたかったのですが。ループについては、なぜ転んだのかわかりません。フリーではだいたいミスはなく、練習ではいつもクリーンに滑っています。ただ、ジャンプやスケーティング、スピン、すべてについてもっと練習しなければなりません。けれど、力は付けてきているし、そうできると感じています。この大会ではトリプルアクセルがすごく跳びたくて、テストスケートからこの大会までの目標でした。いまのところ完璧ではできていませんが、満足しています。
テストスケート前のノヴォゴルスク合宿では、トリプルアクセルの練習をたくさんしていて、回りきっていて、みんなもうすぐだと言ってくれたのですが、クリーンな着氷ができていませんでした。何がスイッチになったのかはわからないのですが、このジャンプを毎日練習していました。アクセル、アクセル、アクセル…と。そして、アクセルを感じ取ることができるようになり、かなり楽に跳べるようになりました。
ずっとジャンプが好きで、難しいジャンプを学んで跳ぶのがすきでした。それはいまも残っています。ジャンプはフィギュアスケートで大好きなエレメンツです。けれどいまはスケーティングも本当に好きになって、たくさん練習しています。いつもどおりの練習に加え、追加で個別に練習しています。ドミトリー・セルゲエヴィチ(ミハイロフ)とペアを滑ってみて動画を撮ったりもしました。でも、正直に言うと、ペアの選手がどんなふうに滑っているのか、理解できません。面白いのですが。いまは本当にスケーティングを重視していて、改善の努力をしています。全面的に…。
今シーズンのプログラムは、私がやりたかったものになりました。ショートはゆっくりとしたプログラムで、ずっと夢見てきたものです。春のプログラムで、すべてが活気づき、最初の花々や、木々には葉が出てくる頃です。新しいものの誕生です。フリーは「ロミオとジュリエット」の曲ですが、私はジュリエットではなく不幸な運命、悲運の愛となり、そのためにこの曲が選ばれました。このプログラム用の衣装は新しいものになります。この大会では、世界選手権用に作った衣装で滑りました。でも、ちょっとお直しが必要になりました。背が伸びたので…。
この大会での目標は、クリーンに滑ることでした。この目標は、まだ達成できていません。けれど、頑張ります。ショートはトリプルアクセルを入れなければなりませんし、フリーは、4回転をいくつ入れられるのかまだわかりませんが、頑張ります。
(終わり)
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