JGPF2018で優勝したアリョーナ・コストルナヤのインタビューがR-Sportに掲載されていましたので、前後編で紹介します。
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アナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/12/17
両プログラムとも正しく選ばれたものです。ショートの音楽はダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)が提案して、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)がイメージを考え出して、私は天から舞い降りた天使の役を演じています。フリーの音楽は、リンクでスピーカーから流れているのを聞いて、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)にその音楽で何か試しに作って欲しいとお願いしました。コーチは考えると言っていましたが、合宿でプロを振り付けることにしました。
(プログラムの音楽決定には、あなたの意見は考慮されていますか?)
もちろんです。何か提案することはできますが、コーチは音楽にあったスケーターを選ぼうとしています。いずれにせよ、音楽はみんなが気に入るものにしなければなりません。
(あなたはエディット・ピアフで演技をしたいと言っていましたね。)
まだ早いです。彼女の音楽はあまりに女性的です。
(とはいえ、音楽を氷上で伝えることはできるのでは。)
試してみるのは面白いでしょうけれど、まだ少し早いです。
((日本の)紀平梨花、アリーナ・ザギトワ、エリザヴェータ・トゥクタムィシェワと競い合うのをすでに想像しているとおっしゃっていましたね。)
そのことについては特に考え込まないようにして、今まさにできることをしようとしています。そういった競争がこの先にあることはわかっていますが、それがどのようなものになるかについては想像はしていません。
(練習で、アレクサンドラ・トルソワやアンナ・シチェルバコワが4Lz、4T、4Sを跳んでいるのを見て、どう思いますか?)
練習して、改善して、私がより良くできることをさらに伸ばさなければいけません。
(「彼女たちと、4回転ジャンプとどうやって戦うのか」という思いや自分への不信が襲う瞬間はありませんでしたか。)
そういうのもありました。けれど、コーチたちは練習のためのモチベーションを上げる能力を持っています。
(対話があるのでしょうか。)
ええ、ただ「さあ練習しなさい。練習すればうまくいきます」と言われます。
(あなたがどんなに素晴らしいかとか、あなたの長所について話したりはしないのでしょうか。)
もちろん、いいえ。
(トゥトベリゼがあなたのことを褒めるのは年に1度しかないと、去年おっしゃっていました。去年一年間で彼女から褒められたのは何度でしたか?)
2-3回です。
(あなたは練習で3Aを見せていましたが、その後どこかに「行ってしまった」のですね。)
あの動画を撮ったのは、3Aを跳んだ2回めでした。回転は安定していなくて、できる限りで跳んで空中で巻き込んだだけです。その後十分に練習してだいぶ安定したのですが、5回中2回は降りられるようになりました。ステップアウトや転倒はありますが、2回はクリーンに降りました。その後、夏休みのあとで練習に戻ると、ひどく身体のコーディネーションが悪くなったと感じました。夏の間に結構背が伸びたのです。3cmくらい。私は成長がとてもとても遅いのですが、3cmも伸びたすぐ後は集中するのがひどく大変でした。
(つまり、150cmを超えたということでしょうか?公式データでは148cmですが。)
いいえ、今は149.5cmです。
(0.5kgも余分な体重が増えると、アクセルがまったくできなくなるという人もいると言われていますが。)
人それぞれでしょう。男子は、もしかすると2kg多くても関係ないかもしれません。食べては跳んで、食べては跳んでという感じで。私たち女子はまったく違います。私たちにとっては300g多いと、袋を3つ載せられたような感じです。空中で強く感じます。
(しかし、あなたは身長の割にテレビでは背が高くすらりとして見えます。)
それはダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)や他のコーチたちのおかげです。そういったことを教え、説明し、見せてくれます。
(腕の伸ばし方やそういったことについては、グレイヘンガウスが主担当なのですか?)
エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)とダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)です。2人でとてもたくさんの時間をプログラムに割いています。自分の脚が伸びていないことを2人は見ていないと思えても、それは間違いです。彼らはすべてを見ています。「やり直しなさい、振り付けたのとは違います」と言うことでしょう。
(続く)
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アリョーナ・コストルナヤ:おばあちゃんが遺体安置所に招いて、私はそれに同意した
https://rsport.ria.ru/20181217/1548049274.htmlアナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/12/17
トゥトベリゼは2-3回褒めてくれた
(アリョーナ、あなたのプログラムの魅力はどこでしょうか。)両プログラムとも正しく選ばれたものです。ショートの音楽はダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)が提案して、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)がイメージを考え出して、私は天から舞い降りた天使の役を演じています。フリーの音楽は、リンクでスピーカーから流れているのを聞いて、エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)にその音楽で何か試しに作って欲しいとお願いしました。コーチは考えると言っていましたが、合宿でプロを振り付けることにしました。
(プログラムの音楽決定には、あなたの意見は考慮されていますか?)
もちろんです。何か提案することはできますが、コーチは音楽にあったスケーターを選ぼうとしています。いずれにせよ、音楽はみんなが気に入るものにしなければなりません。
(あなたはエディット・ピアフで演技をしたいと言っていましたね。)
まだ早いです。彼女の音楽はあまりに女性的です。
(とはいえ、音楽を氷上で伝えることはできるのでは。)
試してみるのは面白いでしょうけれど、まだ少し早いです。
((日本の)紀平梨花、アリーナ・ザギトワ、エリザヴェータ・トゥクタムィシェワと競い合うのをすでに想像しているとおっしゃっていましたね。)
そのことについては特に考え込まないようにして、今まさにできることをしようとしています。そういった競争がこの先にあることはわかっていますが、それがどのようなものになるかについては想像はしていません。
(練習で、アレクサンドラ・トルソワやアンナ・シチェルバコワが4Lz、4T、4Sを跳んでいるのを見て、どう思いますか?)
練習して、改善して、私がより良くできることをさらに伸ばさなければいけません。
(「彼女たちと、4回転ジャンプとどうやって戦うのか」という思いや自分への不信が襲う瞬間はありませんでしたか。)
そういうのもありました。けれど、コーチたちは練習のためのモチベーションを上げる能力を持っています。
(対話があるのでしょうか。)
ええ、ただ「さあ練習しなさい。練習すればうまくいきます」と言われます。
(あなたがどんなに素晴らしいかとか、あなたの長所について話したりはしないのでしょうか。)
もちろん、いいえ。
(トゥトベリゼがあなたのことを褒めるのは年に1度しかないと、去年おっしゃっていました。去年一年間で彼女から褒められたのは何度でしたか?)
2-3回です。
愛国主義者だからといって、トゥクタムィシェワだけが素晴らしいとは言わない
(あなたは練習で3Aを見せていましたが、その後どこかに「行ってしまった」のですね。)
あの動画を撮ったのは、3Aを跳んだ2回めでした。回転は安定していなくて、できる限りで跳んで空中で巻き込んだだけです。その後十分に練習してだいぶ安定したのですが、5回中2回は降りられるようになりました。ステップアウトや転倒はありますが、2回はクリーンに降りました。その後、夏休みのあとで練習に戻ると、ひどく身体のコーディネーションが悪くなったと感じました。夏の間に結構背が伸びたのです。3cmくらい。私は成長がとてもとても遅いのですが、3cmも伸びたすぐ後は集中するのがひどく大変でした。
(つまり、150cmを超えたということでしょうか?公式データでは148cmですが。)
いいえ、今は149.5cmです。
(0.5kgも余分な体重が増えると、アクセルがまったくできなくなるという人もいると言われていますが。)
人それぞれでしょう。男子は、もしかすると2kg多くても関係ないかもしれません。食べては跳んで、食べては跳んでという感じで。私たち女子はまったく違います。私たちにとっては300g多いと、袋を3つ載せられたような感じです。空中で強く感じます。
(しかし、あなたは身長の割にテレビでは背が高くすらりとして見えます。)
それはダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)や他のコーチたちのおかげです。そういったことを教え、説明し、見せてくれます。
(腕の伸ばし方やそういったことについては、グレイヘンガウスが主担当なのですか?)
エテリ・ゲオルギエヴナ(トゥトベリゼ)とダニール・マルコヴィチ(グレイヘンガウス)です。2人でとてもたくさんの時間をプログラムに割いています。自分の脚が伸びていないことを2人は見ていないと思えても、それは間違いです。彼らはすべてを見ています。「やり直しなさい、振り付けたのとは違います」と言うことでしょう。
(続く)
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