JGPF2018で優勝したアリョーナ・コストルナヤのインタビューがR-Sportに掲載されていましたので、前後編で紹介します。
後編です。
(前)エテリチームでの練習
(後)自分の将来と他のスケーターについて ← この記事
アナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/12/17
(続き)
(自分自身のフィギュアスケートのビジョンはありますか?)
何よりもまず、スケートがフィギュアと名付けられているのは、美しい線となめらかな滑りがあるからですが、観客が面白いと感じるジャンプについても忘れてはいけません。
(去年、最高のジャンプはアリーナ・ザギトワと(カナダの)ケイトリン・オズモンドのジャンプだと認められていましたが、状況は変わりましたか?)
これまで通り、アリーナ・ザギトワのコンビネーションジャンプ、特にループが付いたものが好きですし、紀平梨花のジャンプもとても好きですが、全部ではなくていくつかです。(日本の)坂本花織と山下真瑚もとても美しいジャンプを跳びます。ものすごいスピードで、高いジャンプをほぼ準備なしで。(韓国の)イム・ウンスのジャンプも印象的です。
(トゥクタムィシェワと紀平のどちらの3Aはよりすごいでしょうか。)
両方とも美しくクリーンに3Aを跳んでいます。愛国主義者だからといって、リーザだけが素晴らしいとは言えません。梨花も尊敬に値します。彼女は長くアクセルと戦ってやっと習得し、その後でやっと降りたのです。それに、リーザと梨花は別の技術なので、比較してはいけません。
(ジュニア時代には悩んでいたけれどシニアになって自己実現した紀平にはモチベーションをもらっていますか?)
彼女がまだジュニア時代に、練習で緊張していたのを見ていましたが、シニアではまだ初めてのシーズンですので、まったくのプレッシャーも責任もないということです。彼女は自分を精神的に解放したためにうまくいくようになったのだと思っています。
そう思います。
(シニアで最初のシーズンだからでしょうか。)
そうです。
(その後は2回目のシーズンが来て、そうですね、2018年12月のサランスクでのロシア選手権で銀メダルを獲ったコストルナヤは、一体何を見せてくれるのかとみんなが期待することに…。)
ただ、何位になるとか、何点もらえるかについてはまったく考えていません。
(でも、あなたはロマンティックな人間でしょう。)
いいえ。私はすべてをあるがままに受け止めています。
(神経外科医になる夢は残っていますか。)
はい。そうなれると、前と同じく思っています。
(マーシャ・ソツコワはロシア国立舞台芸術大学のバレエ演出学部に入りましたが、コーチはあまり歓迎してないようです。)
私は今年9年次を終えますが、来年は10年次と11年次を終えてすぐに医大に入ることを予定しています。
(キャリアと大学を両立することは可能でしょうか。)
望めば可能です。
(コーチはたぶん反対ではないでしょうか。)
どんな人にも夢はあり、どんなフィギュアスケーターにも、フィギュアスケート以外の目標はあるものですから、何か問題にはならないと思います。
(練習の計画と、遺体安置所での大学実技があるとします。どちらを選びますか?)
こういうことがありました。おばあちゃんは、私の神経外科医になりたいという希望をなくさせたかったようです。それで私に「遺体安置所に行きましょう」と言いました。私は怖がらずに「行きましょう」と答えました。
(本当に行ってきたのですか?)
いいえ、行きませんでした。私は断るとおばあちゃんは思ったようです。私のことを怖がらせようとしたのですが、うまくいきませんでした。
(お母様は神経外科医という夢を応援してくれていますか?)
母は、私が何を言おうがすべてを応援してくれています。母は、どうやって、何を、どうして、なぜと考え、たくさんの疑問ができると思いますが、私がはっきりと言えば、母は支えてくれるでしょう。まあ、私がかなり正しく考えていると母が思えば、私の決定のほとんどの部分についてはそうでしょう。
(終)
後編です。
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アリョーナ・コストルナヤ:おばあちゃんが遺体安置所に招いて、私はそれに同意した
https://rsport.ria.ru/20181217/1548049274.htmlアナトリー・サモフヴァロフ / R-Sport / 2018/12/17
(続き)
(自分自身のフィギュアスケートのビジョンはありますか?)
何よりもまず、スケートがフィギュアと名付けられているのは、美しい線となめらかな滑りがあるからですが、観客が面白いと感じるジャンプについても忘れてはいけません。
(去年、最高のジャンプはアリーナ・ザギトワと(カナダの)ケイトリン・オズモンドのジャンプだと認められていましたが、状況は変わりましたか?)
これまで通り、アリーナ・ザギトワのコンビネーションジャンプ、特にループが付いたものが好きですし、紀平梨花のジャンプもとても好きですが、全部ではなくていくつかです。(日本の)坂本花織と山下真瑚もとても美しいジャンプを跳びます。ものすごいスピードで、高いジャンプをほぼ準備なしで。(韓国の)イム・ウンスのジャンプも印象的です。
(トゥクタムィシェワと紀平のどちらの3Aはよりすごいでしょうか。)
両方とも美しくクリーンに3Aを跳んでいます。愛国主義者だからといって、リーザだけが素晴らしいとは言えません。梨花も尊敬に値します。彼女は長くアクセルと戦ってやっと習得し、その後でやっと降りたのです。それに、リーザと梨花は別の技術なので、比較してはいけません。
(ジュニア時代には悩んでいたけれどシニアになって自己実現した紀平にはモチベーションをもらっていますか?)
彼女がまだジュニア時代に、練習で緊張していたのを見ていましたが、シニアではまだ初めてのシーズンですので、まったくのプレッシャーも責任もないということです。彼女は自分を精神的に解放したためにうまくいくようになったのだと思っています。
ロマンティックな人間はない
(来シーズン、あなたはシニアデビューすることになりますが、今よりは楽になりますか?)そう思います。
(シニアで最初のシーズンだからでしょうか。)
そうです。
(その後は2回目のシーズンが来て、そうですね、2018年12月のサランスクでのロシア選手権で銀メダルを獲ったコストルナヤは、一体何を見せてくれるのかとみんなが期待することに…。)
ただ、何位になるとか、何点もらえるかについてはまったく考えていません。
(でも、あなたはロマンティックな人間でしょう。)
いいえ。私はすべてをあるがままに受け止めています。
(神経外科医になる夢は残っていますか。)
はい。そうなれると、前と同じく思っています。
(マーシャ・ソツコワはロシア国立舞台芸術大学のバレエ演出学部に入りましたが、コーチはあまり歓迎してないようです。)
私は今年9年次を終えますが、来年は10年次と11年次を終えてすぐに医大に入ることを予定しています。
(キャリアと大学を両立することは可能でしょうか。)
望めば可能です。
(コーチはたぶん反対ではないでしょうか。)
どんな人にも夢はあり、どんなフィギュアスケーターにも、フィギュアスケート以外の目標はあるものですから、何か問題にはならないと思います。
(練習の計画と、遺体安置所での大学実技があるとします。どちらを選びますか?)
こういうことがありました。おばあちゃんは、私の神経外科医になりたいという希望をなくさせたかったようです。それで私に「遺体安置所に行きましょう」と言いました。私は怖がらずに「行きましょう」と答えました。
(本当に行ってきたのですか?)
いいえ、行きませんでした。私は断るとおばあちゃんは思ったようです。私のことを怖がらせようとしたのですが、うまくいきませんでした。
(お母様は神経外科医という夢を応援してくれていますか?)
母は、私が何を言おうがすべてを応援してくれています。母は、どうやって、何を、どうして、なぜと考え、たくさんの疑問ができると思いますが、私がはっきりと言えば、母は支えてくれるでしょう。まあ、私がかなり正しく考えていると母が思えば、私の決定のほとんどの部分についてはそうでしょう。
(終)
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