今回はインタビューではありませんが、Sport Express記者によるシーズン開始の論評の中で、男子シングル部分を抄訳してみました。メインはペア・アイスダンスなのですが…。
この記者は、やはりプルシェンコがオリンピック代表になると考えているような書きぶりですね。そして、台風の目としてコフトゥンを挙げています。やはり、SP/FSで5回の4回転を入れる意欲的なプロが話題を読んでいるのでしょうか。世界選手権はコフトゥンが出るんじゃないかって言ってます。実際、調子も良さそうですしね。
しかし、プルシェンコは「伝説のベテラン」と呼ばれる存在なんですな…。厳しい書き方になっていますが、本気で心配しているんでしょうね。
(男子シングル部分)
マクシム・コフトゥンにとって、10月最初の週(ソチの大会)が、自身のプログラムを競技レベルで完全に滑る最初の機会となる。これまで、SPに2回、FSで3回4回転を組み込むリスクをとったロシアの男子シングル選手はいない。
コフトゥンはまさにそれをソチでのプレシーズンスケートでやってみせた。極めて難しい賭けではあるが、このシーズンで唯一彼の切り札となりうると実質的に理解していたからだ。
コフトゥンはまだ若く、ソチ以降のオリンピックも考えられる。3回のオリンピック出場経験をもち、トリノでは金メダルのエヴゲニー・プルシェンコをこのシーズンのオリンピックに派遣することになったとしても、コフトゥンはおそらく3月に東京で行われる世界選手権のロシア代表となるのではないか。しかし、18歳の青年が本気で伝説のベテランに挑戦しようとしていることで、マクシムがプルシェンコの潜在的ライバルの中で最も面白い存在になっている。
エヴゲニー自身については、11月までジャッジの前で滑ることは計画されていない。まだプログラムを見せる準備が全くできていないようだ。身体的にも最初から最後まで滑り切れないのだろう。
最初の大会はリガでのボルボ・カップ(11/7-10)が予定されている。その結果で、プルシェンコとアレクセイ・ミーシン・コーチは、今のところエヴゲニーが唯一参加を表明しているモスクワ・グランプリへの参加を決定することになろう。
[単語]
легендарный ветеран : 伝説のベテラン
※元記事リンク切れ
この記者は、やはりプルシェンコがオリンピック代表になると考えているような書きぶりですね。そして、台風の目としてコフトゥンを挙げています。やはり、SP/FSで5回の4回転を入れる意欲的なプロが話題を読んでいるのでしょうか。世界選手権はコフトゥンが出るんじゃないかって言ってます。実際、調子も良さそうですしね。
しかし、プルシェンコは「伝説のベテラン」と呼ばれる存在なんですな…。厳しい書き方になっていますが、本気で心配しているんでしょうね。
プルシェンコのいないシーズンのはじまり
Sports Express エレナ・ヴァイツェホフスカヤ 2013/9/19(男子シングル部分)
マクシム・コフトゥンにとって、10月最初の週(ソチの大会)が、自身のプログラムを競技レベルで完全に滑る最初の機会となる。これまで、SPに2回、FSで3回4回転を組み込むリスクをとったロシアの男子シングル選手はいない。
コフトゥンはまさにそれをソチでのプレシーズンスケートでやってみせた。極めて難しい賭けではあるが、このシーズンで唯一彼の切り札となりうると実質的に理解していたからだ。
コフトゥンはまだ若く、ソチ以降のオリンピックも考えられる。3回のオリンピック出場経験をもち、トリノでは金メダルのエヴゲニー・プルシェンコをこのシーズンのオリンピックに派遣することになったとしても、コフトゥンはおそらく3月に東京で行われる世界選手権のロシア代表となるのではないか。しかし、18歳の青年が本気で伝説のベテランに挑戦しようとしていることで、マクシムがプルシェンコの潜在的ライバルの中で最も面白い存在になっている。
エヴゲニー自身については、11月までジャッジの前で滑ることは計画されていない。まだプログラムを見せる準備が全くできていないようだ。身体的にも最初から最後まで滑り切れないのだろう。
最初の大会はリガでのボルボ・カップ(11/7-10)が予定されている。その結果で、プルシェンコとアレクセイ・ミーシン・コーチは、今のところエヴゲニーが唯一参加を表明しているモスクワ・グランプリへの参加を決定することになろう。
[単語]
легендарный ветеран : 伝説のベテラン
※元記事リンク切れ
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